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「注文住宅の打ち合わせって、何回くらいあるの?」
「毎回何を決めるのか分からなくて不安…」

不動産会社で新築戸建てに携わってきて分かったのは、先に全体像を知っている方ほど、打ち合わせが早く進んで満足度も高いということです。
この記事では、注文住宅の打ち合わせの回数・全体の流れ・各回で決めることを、時系列で全部まとめました。打ち合わせが始まる前に読んでおくと、その場で判断しやすくなります。
注文住宅の打ち合わせは全部で何回?
ハウスメーカーによって幅がありますが、ご契約から着工までで10回前後、期間にして3〜6ヶ月が一般的です。
| フェーズ | 回数の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| プラン・間取り | 3〜5回 | 1〜2ヶ月 |
| 仕様・設備 | 3〜5回 | 1〜2ヶ月 |
| インテリア・照明 | 2〜3回 | 3〜4週間 |
| 外構 | 1〜2回 | 2〜3週間 |
| 最終確認 | 1〜2回 | 2週間 |
| 合計 | 10〜17回 | 3〜6ヶ月 |

そんなにあるんだ!毎週通う感じ?

2週間に1回のペースが多いです。1回あたり2〜3時間かかることもあるので、体力的にもけっこうハードですよ。だからこそ「今日は何を決める日か」を先に知っておくと、ぐっと楽になります。
契約前にやっておくと、打ち合わせが楽になること
打ち合わせがスムーズな方には、共通点があります。契約する前の段階で、すでに比較を終えていることです。
① 複数社の間取りを見ておく
同じ土地・同じ予算でも、会社によって提案される間取りは全く違います。1社だけだと、そのプランが良いのかどうかを比べる基準がありません。
複数社のプランを並べておくと、「この収納の取り方はいいな」「この動線は好みじゃないな」と、自分の好みが言葉にできるようになります。これがあると、打ち合わせでの伝え方が一気に楽になります。
② 概算の相場感を持っておく
複数社の見積もりを見ておくと、どこにいくらかかるのかの相場が分かります。仕様打ち合わせでオプションを選ぶとき、予算の配分が判断しやすくなります。
③ 「譲れない条件」を言語化しておく
複数のプランを見ているうちに、自分たちが本当に譲れないものが見えてきます。これを3つに絞っておくと、打ち合わせでの判断がブレなくなります。

これまで見てきて思うのは、「比べてから来た方」は話がとても早いということです。逆に、比較をしていないと「これでいいのかな…」が毎回出てきて、決めるのに時間がかかります。
間取りプランと見積もりは、一括で取り寄せられます。自宅で受け取れて完全無料なので、打ち合わせが始まる前にやっておく価値は十分にあります。
フェーズ別・打ち合わせで決めること
① プラン打ち合わせ(1/100図面)
建物の大枠を決める段階です。ここが一番変更しやすいフェーズなので、遠慮せずに希望を伝えてください。
- 部屋数と各部屋の広さ
- LDKの広さと形状
- 水回り(キッチン・浴室・洗面・トイレ)の位置
- 駐車場の台数と位置
- 建物の向き・日当たり
- 階段の位置
【準備しておくと良いこと】今の住まいで感じている不便と、譲れない条件3つを先に書き出しておくと、話が早く進みます。
② 間取り確定(1/50図面)
図面が詳細になり、電気配線がこの段階でほぼ確定します。注文住宅で後から一番話題に上がるのが、実はここで決める内容です。
- 窓の位置・大きさ・開き方
- ドアの開き方向(引き戸か開き戸か)
- コンセントとスイッチの位置・高さ
- テレビとネット回線の位置
- 収納の内部(棚板・ハンガーパイプ)
- エアコンの位置とスリーブ

この回の前に、家具の配置を図面に書き込んでおくことを強くおすすめします。「ここにテレビ」「ここでスマホを充電」「ここに掃除機」が見えていると、コンセントの位置が自然に決まります。
間取りの決め方はこちらで詳しく解説しています。
➡ 【注文住宅の間取りの決め方】満足度が上がる7つのポイント
③ 仕様打ち合わせ(設備・内装)
ショールームへ行って実物を見ながら選ぶフェーズです。一番楽しい反面、一番決めることが多い段階でもあります。
- キッチン(天板・コンロ・食洗機・レンジフード)
- 浴室(サイズ・浴槽・乾燥機)
- 洗面台(幅・収納・面材)
- トイレ(タンクレスか否か・手洗い)
- 床材・建具・壁紙の色
- 断熱・窓のグレード
設備ごとの選び方は、それぞれ詳しくまとめています。
\ 打ち合わせの前に、間取りの選択肢を増やしておく /
複数社の間取りプランを取り寄せておくと、打ち合わせでの判断が格段に楽になります。
④ インテリア・照明・カーテン
内装の方向性が決まってからのフェーズです。インテリアコーディネーター(IC)が入ることが多くなります。
- 照明の種類と位置(ダウンライト・ペンダント・間接照明)
- 調光・調色をつけるか
- スイッチのまとめ方
- カーテンレールの位置と種類
- エアコンの台数と容量
カーテンは引き渡し直前にバタバタしやすいところなので、早めに採寸だけでもしておくと安心です。
➡ 【新居のカーテンの選び方】採寸のコツと機能選び
⑤ 外構打ち合わせ
建物に意識が向きがちですが、外構は100〜200万円かかることもある大きな項目です。早めに予算を見ておくと安心です。
- 駐車場の土間・広さ
- アプローチと門周り
- フェンス・目隠し
- 宅配ボックス・郵便ポスト
- 物置・自転車置き場
- 植栽・芝生
⑥ 最終確認・着工前
図面と仕様書を最終チェックし、承認をして着工へ進みます。ここを過ぎると変更に追加費用が発生したり、対応が難しくなります。
- コンセント・スイッチの位置を図面で指差し確認
- 収納の寸法と棚板の枚数
- 見積もりの総額と内訳
- 引き渡し予定日

最終確認の図面は、一度持ち帰って自宅で見るのがおすすめです。打ち合わせ室では気づかなかったことが、落ち着いた場所だと見えてくることがよくあります。
打ち合わせをスムーズに進める5つのコツ
① 「今日決めること」を事前に聞いておく
次回の打ち合わせの最後に「次は何を決めますか?」と聞いておくだけで、準備の質が変わります。
② 家具のサイズを測ってリスト化しておく
今使っている家具・家電の幅・奥行き・高さをメモしておくと、間取りもコンセントも一気に決めやすくなります。
③ イメージ写真を集めて共有する
言葉で「ナチュラルな感じ」と伝えても、人によって想像するものが違います。写真を1枚見せる方が、説明10分より正確に伝わります。
④ 自分でも議事録を残す
決まったことをスマホのメモに残し、図面は毎回写真を撮っておくと、後から「どっちだったっけ?」とならずに済みます。
⑤ 二人で優先順位をすり合わせておく
打ち合わせの場で意見が分かれると、その回が保留になります。事前に「お互いの譲れないものトップ3」を共有しておくと、判断が早くなります。
打ち合わせに持っていくと良いもの
- メジャー(ショールームで実寸を測る)
- 今の家具・家電のサイズ一覧
- イメージ写真(スマホに保存しておく)
- 方眼紙とペン(家具配置をその場で描く)
- 前回までの図面
- 質問メモ
- モバイルバッテリー(長時間になります)

方眼紙?そこまでやるの?

これが意外と効きます。「この壁にソファを置いて…」と口で話すより、その場で描いて見せた方が、営業もICもすぐに理解できます。打ち合わせの時間が短くなりますよ。
打ち合わせで時間がかかりやすいところ
時間がかかりやすいのは、主にこの4つです。先に知っておけば、ここだけ先に考えておけます。
| 項目 | 時間がかかる理由 | 先にやっておくこと |
|---|---|---|
| 収納 | 持ち物の量を把握していない | 今の家の収納を写真に撮る |
| 壁紙 | 選択肢が数百種ある | 部屋ごとの方向性を先に決める |
| コンセント | 完成後の生活を想像しにくい | 家具配置図を先に描く |
| 外構 | 予算配分が後回しになりがち | 早めに概算を出してもらう |
よくある質問
Q. 1回の打ち合わせはどのくらいかかりますか?
A. 2〜3時間が多いです。ショールーム見学を含む回は半日かかることもあります。
Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?
A. キッズスペースを用意している会社が多いです。予約時に伝えておくと準備してもらえますので、遠慮なく相談してください。
Q. 平日と休日、どちらがいいですか?
A. 可能なら平日がおすすめです。ショールームも打ち合わせ室も空いていて、じっくり見られます。
Q. 途中で内容を変更できますか?
A. 着工前なら変更できることが多いです。ただし電気配線や構造に関わるものは早めに固まるので、気になった時点ですぐに相談してください。
Q. 行けない回があったらどうする?
A. 議事録をもらってください。多くの会社で作成しています。後で認識がずれないよう、決定事項を書面で受け取るのが安心です。
まとめ:先に全体像を知っておくだけで変わる
- ✅ 打ち合わせは全体で10回前後・3〜6ヶ月
- ✅ 間取りは1/100図面、電気配線は1/50図面で確定
- ✅ 家具の配置図を先に描くと、コンセントが自然に決まる
- ✅ 外構は100〜200万円かかることも。早めに予算を見ておく
- ✅ 毎回「次は何を決めますか?」と聞いておく

打ち合わせは回数も多くて大変ですが、この先何十年も住む家を作る時間でもあります。先に流れを知っておくだけで、余裕を持って楽しめるはずです。
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\ 打ち合わせが始まる前にやっておきたいこと /
複数社の間取りプランと見積もりを並べておくと、毎回の判断が格段に楽になります。自宅で受け取れて完全無料です。


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